CANDLE 11th LIGHT with FUKUSHIMA

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5年前の3月11日、午前中は八王子へ。14時45分からはじまる小学校の保護者会にちょっとの遅刻で済むように、帰路を急ぐ。44分、最寄駅到着、改札出て、エレベーターで上がって外に出るとグラングランして立っていられない。周りには誰も歩いていなくて、これはかつてなくひどい貧血だなぁこのまま倒れちゃったらまずいな、とベビーカーにつかまってしゃがみこむ。万里の長城と呼んでいるスロープのわたしはいちばん端にいて、目が慣れてくると、遠く向こうのもう片方の端で、買い物袋持って同じようにしゃがんでいる人を発見、貧血でわたしが揺れてるんじゃなくて地震で地面が揺れてるんだということにここで気づく。
揺れが収まってスロープを歩き出し、買い物袋の方に追いついて、すごかったですね、立っていられなかった、と会話。さっきは相当揺れていたという橋を渡って、長い階段をベビーカーかついで上って、最後の一直線はダッシュして学校に着く。揺れたその時子どもたちは、お母さんお父さんに合唱を披露するために体育館にいて、バスケットゴールがガチャンガチャン鳴ったそう。わたしが着いたときにはもう全学年が校庭に避難していて、保護者会は延期が決まったので、今度は保育園に最後のひとりを迎えに向かう。引き取り訓練みたいだ、わたしちゃんとやってる、と思いながら。ここまでは体感ごと昨日のことみたいに記憶が蘇ってくるけれど、保育園でテレビニュースが流れていて、東北が、津波が、車が、ひとが、とか、そこからのことはもう変な感じ。あれからずっと、長い夢を見ているみたいな感覚が、いつもどこかあるなぁ。

さて、明日、東京・表参道のCOMMUNE246で行われるイベントCANDLE 11th LIGHT with FUKUSHIMAに、ヨガのガイド役として参加します。14:46の黙祷と17:00のキャンドル点灯の間のどこかの時間帯で、ちびっ子から大人まで、だれでもできる、気持ちいいばっかりのヨガやろうと思っています。立ったままやるのでマットなど何も要りません。動きやすい靴、暖かく動きやすい服で、ぜひ遊びにきてください。キャンドルが灯ったあとも夜までずっと居るつもりなので、ヨガじゃなくても遊びにきてください。
こういう、わたしでいうところの「長い夢を見ているような変な感じ」は、生身のひとと出会うとか、どこかを訪れて空がきれいだなとか、温泉入って温まるなぁとか、そういう生の感覚の積み重ねでのみ、どうにかなっていくような気がする。
CANDLE 11th LIGHT with FUKUSHIMA